世間体を気にして離婚に応じない妻。仮面夫婦の終焉は意外なところから

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大学生時代、バイト先の後輩女性と付き合い始め、そのまま結婚を決めたRさん。

そんな二人の関係が崩壊したのは、なんと結婚前。このまま結婚してもお互い不幸になるだけだと感じたRさんは、彼女に対して、結婚を取りやめようと伝えました。

ところが、今さら結婚式のキャンセルなんて無理!という彼女に押し切られる形で、予定通り結婚式は実施。

しかし、一度崩壊した関係は、結婚後も修復されることはなく、離婚をしたいRさんと、世間体を気にしてそれに応じないという元妻のやりとりは、その後もずっと続いたそうです。

そんな仮面夫婦の関係は、意外なことをきっかけにして、終焉を迎えることになりました。

【離婚時のプロフィール】

  • 夫(Rさん):30代前半
  • 元妻:30代前半
  • 離婚までの結婚期間:5年以上10年未満
  • 子供:なし
  • 離婚種別:協議離婚
  • 慰謝料:500万円(離婚時300万円支払い、残りは毎月5万円を支払う)

結婚前から関係は終わっていた。それでも結婚式を中止したがらない妻

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Q.元妻との出会いから結婚に至るまでの流れを教えてください。

私が大学4回生で元妻が大学3回生の時に知り合いました。

私がアルバイトをしていたところに元妻が後輩として入ってきました。

私が一目ぼれして、積極的に誘い交際に至りました。

もともと私は結婚願望が強く、元妻と付き合い始めた頃には就職先も決まっていました。

元妻は大学卒業後の進路をどうするのか悩んでおり、大学院に進もうかと迷っていましたが、なにもやりたいことがないなら結婚しようと、私からプロポーズし、元妻もOKとのことで結婚に至りました。

Q.離婚を考え始めた原因は何ですか?

結婚が決まって、結婚式の準備をしている時に、お互いの嫌なところが見えてきて、喧嘩も毎日していたので、その時点で結婚をやめようという話しになりました。

しかし、結婚式の招待状まで送付した後だったので、元妻は、今さら結婚中止なんて無理!と言って、私の話しは全く聞かず、時間ばかりが過ぎていき、結局ギクシャクしたまま結婚するという形になりました。

その状態で結婚したので、新婚旅行の時も、一緒に暮らし始めてからも喧嘩が絶えず、やっぱり結婚するんじゃなかったと後悔ばかりしていました。

仕事を終えて家に帰ると喧嘩ばかりで、それが明け方まで続くことも多々あり、ついに私の仕事にまで影響してきたので、もうこれはだめだと思い、離婚を真剣に考え始めました。

夫婦喧嘩は絶えず続きましたが、元妻は、離婚した嫁と呼ばれるのが嫌で、世間体だけを気にして結婚生活を送っていました。

私は毎日離婚したいと伝えていましたが、話しは一向に進まない状況でした。

そんなある日、元妻が私の携帯を勝手に見て、私が浮気をしていると言いだしました。

当時私はアルバイトを管理する立場にいたので、女性とのメールは多かったですが、決して浮気はしていませんでした。

しかし、仕事のことに口出すだけでなく、浮気しているとまで言われて、完全に気持ちが離れました。

Q.離婚に至るまでの流れを教えてください。

元妻に正式に離婚を伝えてから、離婚が成立するまで約1年間かかりました。

その間別居という形で、元妻は実家へ帰り、私は自宅で生活していました。

その1年の間に、元妻の両親や兄弟から何度も電話があり、考え直してほしい、やり直してほしい、と何度も言われました。

私が、もう結婚生活を送ることは絶対に無理、仕事にも影響している、とその度に同じ会話の繰り返しでした。

途中で何度か、元妻と直接会って話をしたり、元妻の両親や私の両親もふまえて話し合いをしたりしましたが、双方の意見は完全に違う方向を向いていたので、話しは全く進まない状態が続きました。そんなやりとりを1年続けた結果、元妻もようやく諦めてくれて離婚が成立しました。

浮気は妻の誤解なのに、、高額な慰謝料を請求する妻と義家族

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Q.離婚交渉で最も苦労したことは何ですか?

慰謝料の話しが一番苦労しました。

私たちには子供がいなかったので、親権等の問題はありませんでしたが、元妻やその両親が、私にとってはかなり高額な慰謝料を望んできたので、その金額調整が本当に大変でした。

元妻家族曰く、結婚生活がうまくいかなかったのは、全て私の責任だと、元妻は大学を出てすぐ結婚したので、社会で働いた経験がないままの状態だから就職できるまでの生活費の責任はとってほしいと言われました。

私としては全く納得できませんでしたが、どうしても離婚したかったので、結果的に慰謝料は500万円ということで離婚成立しました。

Q.離婚にあたって不安はありませんでした?

慰謝料が私にとってはかなり高額な金額になったので、その時の貯金などを支払っても300万円ほどにしかならず、残り200万円を分割で毎月支払うような話になったので、元妻と縁が切れるまでまだ何年もかかることと、その都度何か接触があるのかと思うと気持ちがとても滅入りました。

その後もしまたお付き合いするような人が現れた時に、自分がバツイチであることや、金銭面で慰謝料という支払があることを説明して、理解してもらえるのかととても不安になりました。

Q.離婚前にしておけばよかったと思うことはありますか?

私たちは協議離婚だったので、弁護士をはさまなかったことで慰謝料が500万円ということになってしまったので、弁護士に相談すればよかったと心から思います。

私が一日も早くどうしても離婚したかったので、そのことで頭がいっぱいになっていて、誰かに相談しようという気持ちが全くなかったことも後悔しています。

元妻やその両親は、私が一方的に悪いと言ってきましたが、私が浮気をしたわけでもなく、生活費を入れていなかったわけでもなく、私だけが一方的に悪いということにはならなかったと離婚してから思うようになりました。

当時は、あれだけ周りにいろいろ言われたら、自分が悪いのでは…と思ってしまいましたが、今となっては弁護士に相談すべきだったと思っています。

結婚式に参列してくれた社長や上司への報告が辛かった

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Q.離婚の中で最も大変だったことは何ですか?

結婚式に、会社の社長や上司をたくさん呼んでいたので、その方たちへの報告が大変でした。

特に社長には主賓として出席していただいていたので、離婚に至った経緯を話し、理解してもらうのが大変でした。

また、上司や同僚からもたくさんのお祝いをもらっていたので、一人一人事情を説明しましたが、離婚に反対する上司もいたのでそれも大変でした。

結果的に離婚したことを機に、離婚したことだけが理由ではないですが、役職も下がり異動にもなったので、会社への信頼を回復することや、仕事で結果を残してまた元の役職へ戻ることはとても大変でした。

Q.最後に離婚してよかったと思いますか?

結婚生活を続けることで、仕事にまで影響して、結果的に離婚をしても役職が下がったりして、悔しい思いをしましたが、その後、会社への信頼も取戻し、もとの役職にも戻れたので、仕事に関しては離婚して本当によかったです。

また、新しい彼女ができましたが、これまでの経緯を話したところ、理解してくれているので、今では、仕事も恋愛も順調なので、離婚してよかったと思います。

元妻にも良い相手がいるそうなので、それもよかったと思っています。