離婚調停で父親が親権を獲得できた理由は?あるシングルファザーの話

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離婚後、3人の子供を引き取り、父子家庭で子育てをしたシングルファザーのCさん。

離婚当時は、母親がいないことで、子供たちに辛い経験をさせてしまうのではないかという不安もあったそうです。

その後、成人した子供たちから「あの時、ママと離婚してくれてよかった。」と言ってもらえたことで、離婚は間違っていなかったのだと実感できたそうです。

今回はそんなシンパパのCさんから、離婚の経緯、親権争いでどのように父親が親権者になったのかなど、具体的なお話を伺いました。

【離婚時のプロフィール】

  • 夫(Cさん):30代前半
  • 元妻:30代前半
  • 離婚までの結婚期間:5年以上10年未満
  • 子供:3人(7歳の双子の娘と5歳の息子)
  • 離婚種別:協議離婚
  • 親権:自分

「じつは、あなたはママの子じゃないの」実娘を傷つけた妻の嘘

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Q.元妻との出会いから結婚に至るまでの流れを教えてください。

職場で知り合い徐々に話をするようになりました。

映画の趣味や聴いている音楽なども一緒で意気投合です。

クリスマスも近くなったある日曜日に交代勤務で出勤していた僕は仕事のことを聴く口実で彼女に電話しました。

当時個人情報が緩かった時代で職場に同僚の電話番号が掲示してあり彼女の家電が分かっていたのです。

そして電話に出た彼女に仕事で分からないことがあると適当にききタイミングを見計らってクリスマスのイルミネーションに行く約束を取ることに成功しました。

そこからいい流れで自然に付き合うようになり1年後の12月に入籍するこことなったのです。

Q.離婚を考え始めた原因は何ですか?

生活も安定してきたことから僕の実家を立て直し二世帯住宅にしました。

もともと彼女は僕の両親との同居に消極的ではありましたが、僕が長男ということもありいずれ同居をすることは分かってくれていたので建て替えに踏み切ったのです。

彼女に負担をなるべくかけないように完全二世帯の家が完成しました。

幸せな生活が待っていると思い生活をスタートさせましたが、なぜか次第に彼女との距離が徐々に開いているように思い始めました。

私たちは子どもたちと一緒に寝ていましたがいつのころからか彼女が自室で就寝するようになりました。

彼女の仕事も忙しくなってきたようで次第に帰りも遅くなってきたことで子どもの食事も不規則になっていきます。

そしてだんだん僕との会話が無くなり子どもとの関りも希薄になっていたのでこれから先を考えた結果離婚の選択がでてきました。

母親との関りが薄くなっていた娘がある日こんなことを僕に話しました。

『私はママから生まれたのってママに聞いたの、そしたらねママは生んでないっていうんだ、じゃあ私はどこから生まれたんだろう・・・』

そんな話をする娘がかわいそうでしかたなくなりました。

母親に対しての娘の様子も徐々によそよそしくなっていることに気づいていました。

子どものためにも離婚は避けた方がいいと考え彼女と話をしてみることにしました。

僕は子供のためにも何とかしたいと彼女に話すと、彼女は子どもの人生もあるが自分の人生も大事だからどうしようもないと切り出しました。

そしてある日彼女は離婚届けを僕にたたきつけてきました。

そこで最終的にもう終わりだなと確信し離婚届を記入し離婚に至りました。

子供たちのために、妻と離婚することを同意

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Q.離婚に至るまでの流れを教えてください。

彼女から渡された離婚届に判を押し当然子どもの親権も僕のところに書き離婚届の記入を終わらせました。

そしてもう彼女は家に帰らないものと思った僕は彼女の実家に速達で離婚届を送りました。

すると彼女は実家に届いた離婚届をもって家に戻って来たのです。

彼女は突然離婚せずに子どもたちと暮らしたいと言い出してきましたが、僕も子どもたちも今までの暮らしにストレスがあり、もう限界に達していたので今後の子どもたちとの関わり方などを話し合った結果、まずは彼女が家を出て行き別居することにしました。

その間いろいろ考えた結果、やはり中途半端な関係でいることは子どもたちにも混乱を起こす原因になると考え、離婚届けを提出することにしました。

Q.離婚にあたって不安はありませんでした?

子育てに関しては、幸い僕の両親も同居していたのであまり不安なことはありませんでしたが、片親になったときに、子どもが母親を必要と思うことがあるのではないか不安に思うことがありました。

また友達がお母さんといるところを見た時に、寂しい思いをさせてしまうのではないか考えたりもしました。

離婚は本当に子どもたちのことを考えたときに良い選択なのか悩みました。

しかしそんなことは取り越し苦労で全くそんなことは感じることなく現在に至ります。

親権争いで調停突入。父親が親権を獲得できた理由は子供からの手紙

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Q.離婚交渉で最も苦労したことは何ですか?

離婚交渉での苦労はやはり子どものことです。

いざ離婚となったときに彼女は、子どもと離れることをためらい一緒にいたいという思いが強くなったのでしょう。

しかし今までの子どもたちと僕にとってストレスになってしまっていた彼女の存在は、変えることができないほどになっていたのです。

そこで何とか離婚し子どもたちの混乱を避けるために子どもたちとは会わないと約束をして離婚することが必要でした。

なかなか理解してもらえませんでしたがなかば強引に離婚してしまいました。

Q.離婚の中で最も大変だったことは何ですか?

離婚後しばらくして家庭裁判所から一通の手紙が届きました。

本当にびっくりしました。

内容は彼女が子どもたちと会うための面接交渉の調停を弁護士を立て起こしたという内容でした。

当然子どもたちとは会わないという約束で離婚し、子どもたちも安定して平穏な毎日を送っていた矢先だったのでその調停の内容を受け入れることはできせんでした。

僕は弁護士を立てることなく、子どもたちの日常を守る為弁護士をつけることなく立ち向かうことにしました。

結局数年間調停は続き家庭裁判所からの手紙が届くたびにストレスが溜まり大変な思いをしました。

Q.離婚後に元妻との間で何かトラブルはありましたか?

やはり彼女が弁護士を立てて起こした家庭裁判所での面接交渉の調停です。

この時僕も子どもたちもやっと穏やかな生活が出来てきていた時だったので、ここで子どもたちに混乱を与えるようなことは避けたいと考えました。

そこで僕は彼女の申し立てを拒否する選択に踏み切りました。

しかし家庭裁判所では子どもは母親に合わせた方が良い、このビデオをみて考えてみてくれといったような一方的な選択を何度も突き付けてきました。

僕は弁護士をつけず対応していたので本当にストレスが溜まりました。

結局娘の直筆で会いたくないといった旨の文書を提出したことでこの調停を終わらせることが出来ました。

成人した子供たちの言葉で、妻と離婚してよかったと確信できた

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Q.離婚前にしておけばよかったと思うことはありますか?

やはり人は口約束だけでは心変わりを起こしてしまいいろいろ大変なことになることがあるので、有識者に相談して準備しておいたほうがいいかもしれませんね。

特に子どもやお金のことは書面に残しておいた方が面倒ごとを回避できるかと思います。

僕の場合は調停を起こされて苦労しました。

その際に離婚までの過程や原因などの提出を求められたので、日記などでまとめておいたり何か原因の証拠になるものがあれば保存しておいた方が調停などが起きた時に慌てず対応できるかと思います。

離婚はメンタル的にもハードなことになるかと思いますので、相談できるまたは愚痴を聴いてもらえる信用できる人がいれば尚いいかと思いました。

Q.最後に離婚してよかったと思いますか?

離婚する前は片親だと子どもに寂しい思いをさせるのではないか、または両親そろっている友達を見た時に寂しい思いをさせるのではないか不安でしたが、結局子どもたちにとっても母親の存在がストレスになっていたところもあり離婚に踏み切りました。

結局離婚後子どもたちは穏やかな生活ができるようになりのびのびできるようになったかと思います。

当然離婚しない努力も必要ですが時には離婚することで子どもたちを幸せにできることもあると思った次第です。

現在子どもたちは無事成人を迎えることが出来ましたが、今でもママがいた時はストレスがあったといっているので、離婚の選択は間違っていなかったと確信しています。