別居、離婚で保育園を転園したい!必要な手続きや注意点は?

離婚、もしくは離婚前提の別居を考えたとき、お子さんの保育園についても考えなければいけません。

引っ越し先が今と同じ保育園に通える距離ならいいのですが、今の保育園と新しい住まいとの距離が遠いと、仕事や育児がより大変になってしまいますよね。

「引っ越し先と近い保育園を探したい!」と離婚・別居による保育園の転園を考えている方に、保育園の転園手続きについて、分かりやすく説明していきます。

別居前から早めに準備しよう!転園の流れ3ステップ

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転園を考えた時点で、早めの転園準備をオススメします。

保育園の待機児童がなかなか0人にならないことからも分かるように、地域によっては希望の保育園に入ることはとても難しいからです。

また、年度途中での入園となると4月の一斉入園時よりも受け入れ人数が少なくなるのでますます入園が難しくなってしまいます。

保育園の転園は倍率が高くなるからこそ、引っ越す前から転園手続きの準備を始めることが大切になります。

①保育園の空き状況を確認

離婚・別居で引っ越すことが分かった時点で、新しい住まいの市区町村役場の窓口で保育園の空き状況を確認、申し込みをします。

入園の申し込みの際、住民票を新しい住所に移しておいた方が希望する園への入園がしやすくなるので、可能であれば入園の申し込みの前に住民票の移動も行います。

②退園・転園に必要な書類の提出

今入っている保育園で退園届、転居先の市区町村役場の窓口で転園の必要書類を入手し、必要事項を書き込んだら、各自治体の窓口に提出します。

また、認可外の保育園に転園する場合は、入園したい施設に直接提出します。

退園時に必要な書類は退園届のみですが、転園で新しく入園する際の必要書類は以下の通りです。

  • 支給認定申請書
  • 入園申込書
  • 保育を必要とする理由(保護者が保育をできない理由)を証明するための書類
  • 保育料を決めるための書類

「保育料を決めるための書類」以外は転居先の市区町村役場窓口で入手します。各自治体の様式に従って必要事項の記入や証明書を揃えます。

「保育料を決めるための書類」で必要となる証明書は、「所得を知りたい年の1月1日時点に住所を置いていた自治体」で発行されるので注意が必要です。転園を考えている方の多くは、別居前の住所のある自治体で所得の証明書を発行することになるのではないでしょうか。

なお、自治体によって必要書類の名称や、各証明書類が異なるので、市区町村役場の窓口で新しい保育園の空き状況を確認する際に合わせて、転園時の必要書類も確認しておきます。

③入園前に園内見学

お子さんやお母さんのためにも通園距離を体感したり、保育園内の雰囲気を知ることは大切です。一度、入園を希望する保育園の見学をおすすめします。

離婚・別居時の転園に関する3つの注意点

ポイント コツ 女性

離婚・別居時の保育園の転園は、入園時とは異なる点があるので、注意しながら転園手続きの準備をしてください。

退園を決めたら退園届をなるべく早く提出する

退園を決めたらすぐに退園届を用意します。

退園届は、各自治体の書式で作成されたものが各保育園に用意されていたり、自治体のホームページからダウンロードもできます。

また、退園届には園や自治体が設定した提出締切日を過ぎると退園時の翌月分も、退園した保育園の保育料を支払うことになるので、退園を決めた時点ですぐに退園届を提出することをおすすめします。

以下、豊島区の退園届の記入例です。(※市区町村によって退園届の様式は異なります)

離婚 転園 退園届記入例

新しい住所に住民票を移動しておく

市区町村によっては、住民票の移動後でないと新しい保育園の転園を対応してくれない場合もあるので、転居先が決まった段階で早めに住民票は移動させておきます。

住民票を移す前でも、転居先の住所のある市区町村役場の窓口を訪ねて転園希望が伝われば、住民票が移動される前でも対応してくれる自治体もあります。

しかし住民票の移動前に入園の申し込みをする場合は、希望の保育園に入園する確率が下がってしまうことに注意が必要です。

保育園は、管轄の自治体がある地域で暮らしている方の入園を優先させるので、住民票が移っていないと管轄外と見なされてしまい、入園の優先順位が落ちてしまいます。

可能であれば、住民票を新しい住所に移してからの入園の申し込みをおすすめします。

保育料の収入基準を確認する

基本的に保育料は、世帯で算定されるので離婚した場合はひとり親として保育料を考えられますが、別居時には注意が必要です。

多くの自治体では、別居段階ではまだ、ひとり親と考えられず、夫婦二人の所得から保育料から決められます。

しかし、離婚調停中など離婚準備を示せるものがあれば保育料をひとり親として考えてくれる自治体もあります。お住まいの自治体や別居先で考えている自治体はどうか窓口で転園の手続きの際に尋ねてみましょう。

ゆとりをもった転園手続きを!

いかがでしたか?転園手続きは、転居先に住民票を移してから転園手続きをした方が入園しやすいことが分かりました。

自分の心に余裕を持つために、また、子どもを不安にさせないためにも、スケジュールに余裕を持って、早めに準備をしておくことが大切です。

また、ひとり親家庭向けに子育て支援制度が整った自治体もあるので、引っ越し先を考える際に自治体の制度も是非確認してみてください。