新興宗教にハマった妻と離婚。気づいた時にはすでに洗脳状態だった

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大好きだった妻が、知らないうち新興宗教にのめり込んでいた。

夫Uさんがふとしたタイミングで夫婦の銀行口座を見た際、そこにあるはずの残高がなかったそうです。

不審に思ったUさんが妻に確認したところ、妻は友達の誘いで新興宗教に入信しており、お布施として夫婦の貯金を注ぎ込んでいたことが発覚しました。

【離婚時のプロフィール】

  • 夫(Uさん):30代前半
  • 元妻:30代前半
  • 離婚までの結婚期間:3年以上5年未満
  • 子供:なし
  • 離婚種別:協議離婚

大学の同級生だった妻と結婚。気が合う最高のパートナーだったのに

お金 貯金 養育費Q.元妻との出会いから結婚に至るまでの流れを教えてください。

元々は大学のゼミが一緒だった同級生でした。

ゼミで同じ時間を過ごしていくにつれてお互い惹かれあい、一緒にいる時間が長くなっていきました。

気づいたら交際が始まっている、という様な状態でした。

大学を卒業してからも私たちの付き合いはそのまま続き、付き合って3年ぐらいした頃にお互い結婚を意識し始め同棲を開始しました。

そして5年目の記念日に家で一緒にリラックスしているときに何気なく「結婚しよう」と彼女にいうと「はい」といってもらえました。

Q.離婚を考え始めた原因は何ですか?

当初は本当に気が合うし、気を遣わないし、最大の理解者で一生一緒にいたいと思っていました。

「この人のために何でもがんばれる」と思って仕事をしていたし、少しでも楽をさせたいがために貯金もしていました。

「財布は1つ」であったので基本的には妻が家計の財産をやりくりしていました。

しかし、ある日、妻が外出中にちょっとしたときに急にお金が必要になり妻に「お金をおろしたい」とLINEをしても連絡がなく、時間も無かったので「事後報告すればいいか」と思い銀行のカードを持ち出して自分の口座からお金を降ろすことにしました。

しかし、カードをATMに入れてその貯金額のなさに驚きました。

「さすがにこれはおかしい」と思い妻に「何に使っているのか」を問い詰めたことがきっかけになりました。

何か大きな買い物をした様子もないし、基本的に何か買い物するときはお互い報告するように約束していたので「この残高は明らかにおかしい」と違和感を感じ妻に聞きました。

最初は「知らない」と言い続けていたのでタイミングを見て記帳すると私が仕事中である時間に数万円ずつ定期的に降ろされているのがわかりました。

何のお金なのかを数回にわたり問い詰めると彼女は友人に誘われとある新興宗教に染まっており、定期的に集会に参加しては「お布施」として収めていることを話してくれました。

新興宗教にどんどんのめり込む妻。すっかり洗脳されていた

離婚 話し合い 夫婦Q.離婚に至るまでの流れを教えてください。

ネットで調べても少々過激的な思想を持っていた様子だったので「そんな宗教今すぐにやめろ」と強く言ったものの既に強い洗脳状態になっており、生活の中心がその新興宗教になっている様子でした。

家庭以上に宗教、という状況だったことから私が何を言っても効果無く、人生計画として考えていた「子供」に関しても「このままじゃ無理」と直感で思ったことから次第に私自身の気持ちが離れていきました。

彼女にとって私は「お金」であったので私が離婚を切り出しても受け入れてはくれず、仕方なく学生時代の弁護士の友人に相談をしました。

法的処理をとりながら具体的に離婚成立に向けて動いていくことにしたのですが、私の場合理由が非常に明確だったこともありそんなに時間をかけずに「半強制的な離婚」という手段をとれました。

Q.離婚交渉で最も苦労したことは何ですか?

離婚の成立までを考えれば比較的短時間だったし、そんなにゴタゴタは起こらずに離婚が成立したという結果ではありますが妻は弁護士を仲介しているにもかかわらずなかなか話し合いに応じてくれませんでした。

「私は夫を愛しています」「夫がめちゃくちゃなことを行っているだけです」などの戯言を並べ、正式な場を設けることが難しかったです。

ただ、1度そういった場を無理矢理作ったことで物事が非常にスムーズに進むようになりました。

Q.離婚にあたって不安はありませんでした?

妻に勝手に使われた「お布施」である一種の無駄金をどれだけ取り返せるかと言うことと、私自身結構「妻の洗脳を一緒に住んでいながら見抜けなかった」ということが大きなダメージになっていたので、うまく再スタートを切れるかどうかというのが大きな不安になっていました。

ただ、「そうしようもない」と割り切って前を向くしか方法がないことはわかっていたということもあったので「何もないゼロの状態からの再スタート」をなんとか切っていくことができました。

宗教が原因で離婚。親や友人に離婚の理由を答えづらかった

妻 夫 口をきかないQ.離婚の中で最も大変だったことは何ですか?

友人や親への報告は大変でした。

結婚式にも来てくれたし、泣きながら喜んでくれた大好きな人たちに対して何も報告しないのは失礼になるし、だかといって「妻が宗教に洗脳されたから」と正直には言いづらかったし、嘘はもちろんつけないので「何と報告すればいいのかわからない」という状態でした。

それにとにかく悩んでいました。

ただ、「真剣に向きあってくれる人たちだからこそ隠さず本音を言って、それで離れて行かれたら仕方ない」と思いながら真実を全て話しました。

しかし親はもちろん、友人たちも驚きながらも「大変だったね」といって受け入れてくれました。

Q.離婚前にしておけばよかったと思うことはありますか?

結果的に考えてみれば「離婚」という結果を招いてしまいましたが、「安心できる」「気を遣わないでいられる」という存在だからこそ「仕事で忙しいから」と向きあうことをおろそかにしていたようにも感じます。

もし私が「仕事は仕事」「家庭は家庭」というメリハリをもっとしっかり持っていることが出来ていれば妻が「新興宗教」という外れた道に進むのを事前に食い止められたし、連れ戻すことができたようにも感じます。

私の気持ちは確かに離れていったし、「後悔先に立たず」ではありますが今回自分の人生に「バツがついた」ということを振り返って考えるとそのように感じます。

Q.最後に離婚してよかったと思いますか?

離婚を通して後々思うことはたくさんありますが、当時のことを現実的に考えた上では「彼女を洗脳から解く」というのは難しい様に感じたし、ましてや「母親が洗脳状態」であることから「子供を持つ」ということは不可能に感じていたことから「幸せな家庭を築く」ことは困難だと思っていたので離婚して良かったと思います。

妻を見捨てた、という様にももしかしたら捉えられますが、それ以上に「人と人との人生を向きあった上で別の道を行く」ということを選んだ結末は間違ってなかったと思います。