夫から「女として見れなくなった」と言われ離婚した妻の体験談

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結婚12年目、夫から「女として見れない」と言われ、離婚することになった妻Kさん。

専業主婦から、ひとり親家庭で子供2人を育てるシングルマザーになったKさんの離婚エピソードを紹介します。

【離婚時のプロフィール】

  • 妻(Kさん):30代後半
  • 元夫:40代前半
  • 離婚までの結婚期間:10年以上15年未満
  • 子供:10歳の男の子と8歳の女の子
  • 離婚種別:協議離婚
  • 親権:自分
  • 養育費:月20万円
  • 慰謝料:なし

私が夫の両親の介護をしている間、夫は職場の後輩と浮気をしていた

夫 妻 浮気 職場Q.元夫との出会いから結婚に至るまでの流れを教えてください。

元夫とは勤務先で出会いました。

正直、第一印象はあまりよくなかったのですが、関わっていくうちに明るく楽しい雰囲気が魅力的な人だと思うようになりました。

仕事で話をする機会が徐々に増え、その後一緒に飲みに行くようになり、次第に仲良くなっていきました。

仲良くなってしばらく経つと、彼の方から付き合って欲しいと言われ、お付き合いするようになりました。

付き合って一年半経った頃にプロポーズされ、それをお受けし、結婚の運びとなりました。

Q.離婚を考え始めた原因は何ですか?

元夫は、元々若くて綺麗な女性に目がなく、2人でデートしていても、子供ができてからも、綺麗な女性が近くを通ると目でじっと追い、家族のことはそっちのけにするような人でした。

そのような元夫の態度に腹立たしさを感じてはいましたが、子供がいるので、私もあからさまに態度に出さないよう気を配っていました。

しかし、私が家事、子育て、義両親の介護で必死になっているときに、元夫が職場の後輩と浮気をしていることが発覚しました。

これまで信じてきた思いを裏切られ、私は怒りを我慢できなくなりました。

妻がしんどい思いをしているときに浮気をするという彼の人間性が信じられなくなり、今後一緒にくらしていくことも考えられなくなりました。

その結果、離婚を考えるようになりました。

元夫に、私に対する気持ちはなくなった。

お前を女としては見られない。

早く別れて欲しい。

これまで過ごしてきた12年間の結婚生活は無駄だった。

この時間を返してくれ。

と面と向かって言われたときに離婚を決意しました。

そして、このような酷い言葉を吐き、2人の子供たちを簡単に見捨てることを許す元義両親にも嫌気が差しました。

こんな人たちの面倒はみたくないし、介護なんてもってのほか。

絶対にこの家から出て、この人たちよりも幸せになると心に決めました。

夫の思い通りの離婚条件にされたくない。法テラスで弁護士に相談

弁護士 離婚 相談 依頼 費用Q.離婚に至るまでの流れを教えてください。

離婚を切り出したのは元夫です。

離婚を切り出され、離婚届を突きつけられ、その1ヶ月後には彼が出て行き、私は行き先さえ教えてもらうことができませんでした。

元夫と元義両親が結託し、離婚の原因は全て私にあると決めつけ、周りにもそのように吹き込んでいきました。

私にも落ち度はあると思いますし、反省点もたくさんありますが、全てを私の責任だと一方的に責められるのはおかしいと感じ、終始納得のいかない話し合いになりました。

離婚における条件についても相手の思うがままにされかねなかったので、法テラスを利用し、この件について弁護士に相談しました。

弁護士に相談していると彼に伝えると向こうの態度が一変し、こちらの条件も聞き入れてくれる形となりました。

離婚の条件に納得できた時点で公正証書を作成し、離婚成立となりました。

Q.離婚交渉で最も苦労したことは何ですか?

金銭面での交渉が一番苦労しました。

元々大変ケチな元夫だったため、愛情のない人間に金銭は払いたくなかったようです。

子供に対する責任も放棄し、最低な人間だと感じました。

直接話すとお互い感情的になり、話し合いにならないこともしばしばでした。

そのため、金銭的に余裕はなかったのですが、法テラスを利用し、弁護士の先生に相談しました。

そして、弁護士の先生のお力も借りて、なんとか納得のいく取り決めをすることが出来ました。

Q.離婚にあたって不安はありませんでした?

最も不安だったことは、子供のことと、金銭面、経済的なことです。

12年間専業主婦だった私が、子供達2人を育てていけるのかということと、職がすぐに見つかるのかということが、夜も眠れなくなるくらい不安でした。

この不安は、離婚した後の現在の生活でも常に頭を離れることがありません。

あと、ひとり親になることで子供たちに肩身の狭い思いをさせてしまったり、辛い思いをさせてしまうのではないかということも不安でした。

子供のことを考えると、離婚をして正解だったのか今も不安になる

女性 悩み 不安 仕事Q.離婚の中で最も大変だったことは何ですか?

大変だったことは、求職活動と離婚の報告です。

私は看護師の資格を持っていますが、結婚退職したために経験がたった2年。

そして婚姻中の12年間ずっと専業主婦だったため即戦力にならないと、面接さえ受けられないことも多く、就職先を見つけるのが大変です。

今現在も、派遣の仕事にしか就けていない状況です。

離婚の報告については、結婚を心から祝ってくれた親族や友人への報告が大変辛く、心苦しいものとなってしまいました。

友人や親族のなかには、離婚したということで、塩対応をとってくる人もおり、現実の厳しさを身を以て痛感いたしました。

Q.離婚前にしておけばよかったと思うことはありますか?

私は婚姻期間中に働きにでることを禁止されていたため、週一回半日のパートにさえ出ることができませんでしたが、働きに出られる状況であれば、自分のために結婚しても仕事はやめてはいけないと強く感じました。

そして仕事が出来ない状況であっても、生活費のなかから自分の貯金を少しずつでも貯めて、ある程度の貯蓄をもっておくことは非常に大切なことであると痛感しています。

お金と仕事があれば、自分の好きな人生を選択することもできますし、自由を手に入れることも可能です。

離婚することにおいて最も重要であるのは、お金と仕事であると私は自分の経験から実感しました。

Q.最後に離婚してよかったと思いますか?

元夫は、私にとっても子供たちにとっても良い夫、父親ではなかったので、離れることができて良かったと思っています。

ただ、私が仕事をすることで、これまでのように子供たちと過ごす時間が取れなかったり、経済的に不自由な暮らしをさせてしまったりするのを目の当たりにすると、本当に離婚してよかったのだろうかという思いが頭を過ぎることもあります。

この選択が間違っていなかったと思えるよう、今すべきことを一生懸命にこなす毎日ですが、将来への不安が大きいこともあり、今は手放しで離婚して良かったと言える状況ではないと感じています。