なかなか離婚に応じてくれない相手に対して妻がとった行動とは?

女性 悩み 涙 

結婚前は優しかった夫が、夫の態度が豹変。

妻のDさんに対して、すぐ説教をしてきたり、家庭内暴力を振るうようになったそうです。

そんな生活に耐えられなくなった妻Dさんは離婚を決意。

しかし夫が怖くて、直接離婚を切り出せません。

そんなDさんがどのように離婚をすることができたのか、具体的にお話しを伺いました。

【離婚時のプロフィール】

  • 妻(Dさん):20代後半
  • 元夫:20代後半
  • 離婚までの結婚期間:1年以上3年未満
  • 子供:なし
  • 離婚種別:協議離婚

職場で出会った夫は、困ったら助けてくれる素敵な男性だった

DV 家庭内暴力 夫 妻Q.元夫との出会いから結婚に至るまでの流れを教えてください。

元夫とは職場が同じでした。

私が他の男性からアプローチを受け、断れず困っていた時、助けてくれたことがあります。

それがきっかけで、相談に乗ってもらうことがありました。

そんな中、元夫のことについて、私から話をふることがあり、たまたま元夫の性格などを私が当ててしまったことで、元夫からの私に対する好感度がとても上がったようです。

その後、度々遊びに行くようになり、結婚を前提にお付き合いをして欲しいと言われました。

年齢的にも結婚適齢期であると思っていた私は、これを逃すと後がないと思い、結婚することになりました。

Q.離婚を考え始めた原因は何ですか?

家を建てて引っ越したときに、「これで暴れられる」とぼそっと言われたことがあり、おかしいなと思うようになりました。

それまでは、アパート生活だったので、壁も薄く、近隣住民への配慮も多少あったようです。

住んでいたのも上階だったので、下に住む方のことも気にしていた感じでした。

それが、一軒家に住むようになってからは、家の中を走り回ったり、私に頻繁に馬乗りしてきたり、そのまま殴ってきたりするようになったのです。

それまでも度々辛いことはありましたが、結婚生活とはそんなものかと思ってました。

それは、私に対する批判が大半だったので、自分がちゃんと出来ていないのであれば、自分のせいだ、自分がもっと頑張らなければと思っていました。

しかし、その後、私の友人など、元夫が知らない人のことも、全否定するようになりました。

これは変だと思いました。

私自身のことや、私の身内のことで、元夫にとって不服だったことを、1週間以上根にもつようになり、連日、30分以上の説教が続くようになったことが大きいです。

辛くなって泣き出してしまうと、演技をするなと言われ、身内をかばうと更に状況は悪化しました。

また、日に日に元夫の飲酒量が増えていきました。

あるときは部屋の隅に追いやられ、私は震えながら説教を受け続けました。

いつもと違う服を着ていたら、浮気していると言われ、目立たない部分を殴られました。

こんなことが続くと、自分が亡霊になると思い、離婚を決意しました。

説教や暴力を振るう夫との離婚交渉には、初めから弁護士を立てました

弁護士 相談 離婚Q.離婚に至るまでの流れを教えてください。

しょっちゅう、「離婚だ、離婚だ」と言われていたので、ある時「離婚しよう」と元夫に伝えました。

すると、逆上してまた説教されました。

一方で、ちょうどその頃、元夫の単身赴任が決まりました。

私が物理的に一人でいられるタイミングで、本格的に離婚に向けて動き出しました。

私が直接連絡するのは困難だったので、弁護士さんに入ってもらい、元夫とやりとりしました。

その間も、始めのうちは、私が離婚したいはずなのに、弁護士さんに隠れて元夫をかばうようなことをしてしまっている自分がいました。

並行してカウンセリングを受ける中で、そのような行動はなくすことができました。

元夫は、どうにかして離婚しなくて済むように、挑戦的な条件をいくつも提示してきました。

私はなんとしても離婚したかったので、結果的にほぼ全ての条件をのみ、協議離婚をすることができました。

Q.離婚交渉で最も苦労したことは何ですか?

元夫が、弁護士を立ててくれず、建設的なやりとりがなかなか出来なかったことです。

こちらから連絡してもなかなか返事がなかったり、連絡があったと思ったら、悪口や言葉尻を捕らえたことばかり主張してきたりという始末でした。

弁護士さんに対して酷い言葉を殴り書きで送ってくることもありました。

人が求めているのではなく、私本人が離婚を求めているということを、とにかく根気強く書面にて説明することにより、なんとか離婚することができました。

離婚後も元夫の復讐が怖くて、警察署の近くに引っ越しました

女性 離婚 悩みQ.離婚にあたって不安はありませんでした?

いつ元夫が自分の目の前に現れて、私に危害を加えるか、ということがずっと心配でした。

同居していた住まいからはもちろん出て、元夫の知らないところで賃貸のアパートで暮らしていましたが、家のローンと家賃とのダブルパンチであれよあれよと貯金がなくなっていき、生活費も心配でした。

賃貸アパートは、なるべく警察署から近いところを選び、いざとなっても警察に助けを求められる環境をつくりました。

それでも、精神的にはなかなか落ち着けず、とにかく必死で仕事をして気を紛らわしていました。

Q.離婚の中で最も大変だったことは何ですか?

職場が元夫と同じだったので、共通の知り合いとどう接するかというところが大変でした。

当たり障りない会話を心がけてはいましたが、私のちょっとした反応で、そのことを知り合いが悪がなく元夫に伝えて、元夫から危害を加えられたらどうしようと心配でした。

そんな中、やはり私の精神状態がもたず、職場に出勤できなくなり、仕事を休むことにもなってしまいました。

その後、転職を決意し、全く元夫と関係のない業界や職場に変えたことで、かなり気が楽になりました。

それでも心のどこかではまだ、元夫に対する恐怖が残っている状態です。

Q.離婚前にしておいてよかったと思うことはありますか?

重要な書類などは、元夫が留守の間を見計らって、全て一つにまとめて、いざという時にそれをもってすぐ家を出られるようにしておきました。

それも、もしまとめたものを元夫に見られても、不自然ではない状態にしていました。

家の片付けは、もっと早くからやっておけばスムーズだったなと思います。

しんどくなってからは、片付けたり掃除する気力もわかなかったのが辛かったです。

常日頃から物を減らすことは、大切だと思いました。

それから、結婚前の私物は、あらかじめ実家などに送っておくことも、その後楽になったと思います。

私物は、なくなろうが、元夫にとっての影響は少ないので。

奴隷のようだった結婚生活から抜け出すことができて、今は幸せ

海 女性 1人Q.最後に離婚してよかったと思いますか?

とにかく、自分が自由になったのが心から離婚して良かったということです。

人権が守られなくなっていく感じがとてもしていましたし、あのまま結婚生活を続けていたら、私はただの奴隷のようになり、何も自分で考えられなくなり、自分のやりたいことも考えられなくなっていたと思います。

24時間ずっと監視されている感じで、寝ている間も文句を言われていたので、とにかく元夫を怒らせないためにどうしたらいいかということばかり考えていました。

その生活から解放されたのはとても大きいです。